健全な仕事環づくりと働き方改革
このSDGs目標8は「働きがいも 経済成長も」のゴールテーマを基本に、
「包摂的かつ持続可能な経済成長及び全ての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用【ディーセント・ワーク】を促進する」、というメッセージが唱えられています。
弊社では、ILO(国際労働機関)の主目標としても位置付けられている、この「ディーセント・ワーク」に強く共感しており、弊社の「働き方改革」にも直結する概念として捉えています。
【ディーセント・ワーク】
1. 人間らしい雇用【ディーセント・ワーク】を強く推進
弊社では顧客からの受託案件に関し、弊社のクリエイティブ制作ポリシーに則り、いかなる状況においても、高品質で目的に最適化する成果重視の制作物提供を旨としています。
このことは弊社規定の適正納期、適正制作費を堅持することにより、達成できるものと考えています。
その結果、それらが社員の健全なる仕事環境や就業時間へと反映され、無益な残業や休日出勤の削減、また社員への適正な労働分配にも直結し、心身共に社員の健全な仕事の遂行に貢献していると考えています。
この顧客からの低価格、短納期要求を一切受け入れないポリシーは、一方でクリエイター社員の仕事への誇りと、成果物への満足感を保つ礎ともなっており、顧客満足度にもつながっていくこととなるのです。
弊社のこれらの考え方や取り組みによって、弊社における人間らしい雇用、つまり【ディーセント・ワーク】が実現していくものと確信しています。
2. 価値観を共有できる顧客にこだわる健全性維持
また1.との関連で、価格や納期面だけでなく、弊社と顧客の関係は、相互理解に基づく、価値観の共有を前提とした取引にこだわって行きたいと考えています。
このことこそ、顧客との健全なるパートナーシップで、相互持続関係を保っていく基盤をなすものと言え、顧客の一方的な価値感の押し付け、高圧的姿勢は、最早パラレルで友好な取引関係とは言えず、弊社では一切を排除するものです。
3. リモート環境の導入で生産性向上
社内のリモート環境を整備することにより、クリエイティブ従事の社員、アカウントプランニングを中心とした社員の効率の良い、業務環境を創り出しています。
それは長時間に及ぶ出社・退社の通勤や、それに伴う心身の負荷を軽減化し、健康的な就業環境を維持するものです。
その環境整備の内訳は、PCのハードウエア、ネットワーク、基幹サーバーへのアクセス、それらに伴うセキュリティ環境、また顧客・社員間のコミュニケーションを円滑にするための、オンライン会議、グループウエア、チャット、スケジュール管理等、DXのシステムを最大限活用するスキームにより、社員の環境整備を確立しています。
この取組みは企業としての生産性向上に資するものとして、弊社は引き続き推進してまいります。
またこの考え方や行動は、弊社管理部門、広報・マーケティングの間接部門にも一部反映されています。
4. ビジネスパートナーも相互関係
1.2の弊社の働き方改革の取組みは、社外のアライアンス業者や業務委託に関しても、法人・個人に関わらず、その考え方を踏襲し、発注者の優越的地位を利用した外注対応を一切行わないものとします。弊社のクリエイティブを支え、共存共栄をなすビジネスパートナーとして、供にその価値を分かち合える存在として、相互に尊崇の念をもって支えあっていくことが、サスティナブルで働きがいある環境や社会をつくり上げると確信しています。
働き方改革
- 女性社員の婚姻、出産、子育てに伴う持続的就業を支えるため、弊社では育児休業、子育て支援を積極推進しています。また子育て期における勤務体系、業務の調整をストレスフリーで行い、働き方と供に、子育てにも配慮したワークライフバランスを支援しています。
- 社員の出勤・退社に時差制度を導入することで、通勤時の公共交通機関での混雑状況を避け、出社に伴う業務遂行に、心身のストレスや物理的負荷を軽減化する取組みを推進しています。
- コワーキングオフィスの導入により、特に社員が外勤業務に従事する場合、直外直帰、通勤を削減し、訪問する顧客間の移動をスムーズにすることを実現しています。
これにより長時間労働を防止し、心身負荷を軽減させ、業務効率と生産性向上を図ることで、働き方に多様性を持たせたフレキシブルな労働環境をつくり上げています。 - 長時間労働、深夜労働、休日労働は原則禁止をし、残業の無い所定労働時間内就業の実現に向けた取組みを進めています。一方で現状残業が発生している部署、社員の改善指導を行うと供に、その原因となる本質を洗い出し、業務改善にも努めています。
- 年次有給休暇の取得を積極推進し、可能な限り単年度消化を社員に働きかけています。