ここでは、弊社プロデュースの典型的なプロダクトブランドの導入事例をご紹介します。
CREATIVE CASE|クリエイティブ実績紹介
事例-01 有限会社今右衛門陶舗 様
日本を代表する伝統美。
その真価を世界に向け流布する。
ブランドコンセプトは
「海外に『今右衛門』ファンをつくる!」
そのミッションを担う、
海外向け広報戦略のブローシャー。
日本伝統のプロダクトブランド流布を支援する。
企業紹介
所在地/ 東京店:東京都港区 今右衛門窯:佐賀県西松浦郡有田町
業 種/「色鍋島」色絵磁器の創作
概 要
今右衛門窯の色絵磁器は、日本の江戸期の「美意識」と「品格」を現代に伝える伝統芸術。特に赤絵の調合・技術については一子相伝の秘法として十四代にわたって伝えられ、「色鍋島」の色絵磁器の卓越した技術は、国の重要無形文化財保持団体の認定を受けている。
CREATIVE 01
プロダクトブローシャー
制作コンセプト
日本の伝統美を世界に発信。
アートの極地を行く製品を支える、
クリエイティブの責任。
江戸時代から受け継がれる色絵磁器。往時からの美意識と品格を今に伝え、『現代の色鍋島』として伝統技の作品を造り続ける「重要無形文化財」の魅力を、広く世界に発信したい。
その命題は海外に今右衛門ファンを沢山つくること。
これを海外のイベント・見本市などの広報活動で実現させるクリエイティブ、「プロダクトブローシャー」(パンフレット)の制作アジェンダです。
ターゲットユーザーの分析から、外国人の伝統工藝などに持つ価値観は、その伝統を重んじながらも、コンテンポラリーな存在を重視する価値が備わっていること。
日本の伝統美に加え、「今を生き続ける今右衛門」にフォーカスしました。
これに伴い、ブローシャーの構成とクリエイティブについての骨子を固め、具体的なクリエイティブの方針に落とし込みました。
今現在の今右衛門の在り方から語り始め、その先に広がる創造的発展へと展開するストーリー建て。
そして何よりも、色絵磁器の磨き抜かれた技と絵柄の美を映し出す、上質の写真クオリティ。
しかしながら、この上質の写真は、それだけであれば、上質写真という域を超えません。
実はブローシャーにレイアウトした際の巧みな「トリミング」によってシナジーを持ち、そこに作者の魂が入り、血が通うこととなるのです。
その結果、芸術作品の価値を一層高め、海外ユーザーのイマジネーションを掻き立てることとなり、今右衛門への興味は、ここで最大化されることとなります。
プロダクトブランドを具現化するクリエイティブの担い手として、創り上げた弊社の逸品です。