CUSTOMER INTERVIEW|カスタマーインタビュー
株式会社タカヤマ 様
【ご出席者】
- 専務取締役
- 齊藤 康祐 様
- コントロール部 部長
- 久保 雅史 様
- コントロール部
- 北林 千鶴 様
- 営業部
- 望月 梓 様
《インタビュアー》
アイムアンドカンパニー株式会社
- 代表取締役社長
村田 明英 - アカウントプロデュースグループ次長
武田 修
強みの発信力が高まり、
社内意識の統一化に邁進し、
持続可能な成長に向け、更なる高みを目指す。
武田
では、インタビューを始めさせていただきます。
もう既にタカヤマ様と取引開始からのパートナー関係は13年超に及びます。
改めて深く感謝いたします。
さて、今回はこれまでの長年の取引関係を振り返って、
忌憚の無い率直なご意見をいただければと思います。
村田
その13年前、企業ロゴ再構築、会社案内、コーポレートサイト刷新のご相談がきっかけでしたね。
齊藤専務
何と言っても弊社のロゴマークの改変は、よくぞ弊社の業務と企業風土を捉え、いみじくも表現いただきました。
村田
それは当然のことと思いますね。
御社の強みとなる、高い技術力や作業対応力に加え、独自性の高いハイエンドなプラント、そしてこれらを統合させたワンストップの処理体制。
これらを強力な戦力とする、いわゆる”タカヤマブランド”をいかに市場でターゲットに認知させ、競争力を発揮させるのか。
その意味でも、御社のBtoBの新規取引を目指す「汚泥.jp」サイトをリブランドし、一層の強化を図った「オデイ・ジャパン」として再出発することは必然だったと言えます。
武田
当時、御社の神奈川営業所の開設とも相まって、ターゲットとする大型の生産工場、広域事業所のWeb集客を最大のアジェンダとしましたが、その後の経過はいかがでしょう?
齊藤専務
一定の手応えは感じていますよ。
おっしゃる取組みの成果も含め、やはり案件規模の大型化、つまり大手企業との関係が多くなってきました。
やはり大手さんは、弊社へ求める評価基準が高く、弊社の事業レベル、技術レベルもさることながら、それらを取り巻く企業のブランドイメージやガバナンスへの要求も高く、外部から見えづらい弊社のポテンシャルについては、Webで発信力を強める必要性が益々高まっていると感じています。
村田
なるほど。
さらに御社は経営品質向上に積極的に取り組まれ、県の経営品質賞をはじめ環境省や各方面の賞を獲得されているなど、企業価値向上を非常に重視されています。
またCSRの取組み、地域・社会活動にも非常に積極的です。
そういう意味では、これらオモテ向きの見え方だけでなく、企業体質や組織内部など、中からブランド意識を固めることで、社会や市場へ向け発信する企業ブランディングが、真に効果を発揮すると言えるんです。
御社はこの社内外両面で、ポテンシャルの高さがあります。
久保部長
そう言っていただくとありがたいですね。
御社でCIやロゴマーク、標語を作ってもらい、統一した理念やミッション・ビジョンの下、それが会社案内やコーポレートサイト、CSRリポートなど、社員が会社やその取組みに誇りを持てるものになったし、少しずつ内部の意識改革にも繋がっています。
北林様
さらにキャラクターの「めぐるくん」にまで展開してもらい、社員は皆とても喜んでいますし、今では社内で完全に定着しました。
望月様
営業の側面からも、会社案内をはじめとする営業に活用するツールのブランドイメージが踏襲され、顧客からの評価をいただいています。
でも何と言っても弊社の社風や仕事のスタイルに合っているため、商談や営業活動で使いやすく、伝えやすさがあり、とてもいいと思います。営業ではこれが最も大事ですね。
武田
ありがとうございます。
その過程でブランディングをもっと体系的に取り組まれたい、というご要望をいただきましたね。
齊藤専務
ええ。もちろん御社からの進言も含め、全社レベルで企業ブランディングに取り組もう、ということになりました。
武田
ご理解をいただきありがとうございます。
それで、具体的にその真意はどこにあったのでしょう?
齊藤専務
そうですね、様々な点で御社から評価してもらってますが、とは言えやはり外部から見えにくい業種だけに、まだまだ弊社の本当の差別性や優位性を伝えきれていない、というのが本音です。
久保部長
さらに御社にお願いしているWebや制作物、作業車の車体デザインなどに至るまで、統一した概念やデザインのトーンが実現できているのですが、社内各部署で作成する印刷物や広報物のイメージがまちまちで、ロゴの取扱いなどの解釈も一致していないことがある。
齊藤専務
従って、何とか社内統一のルールをつくらなければ、またそれを定着させるため社員の意識も変えていかなければ、ということから御社へ相談し、「ブランディング会議」を立ち上げ、毎月御社にも来ていただきセッションを重ね、2年目を迎えました。
村田
実際に会議を運営されてみて、何か変化は感じられていますか?
久保部長
当初の目的の社内広報物の統一は、達成できていると実感しています。やはり社員の意識が変わってきており、社内外含め印刷物・広報制作物は必ずこの会議に諮る習慣ができています。
各部門の代表が参加していますが、そこから全社に共有する機能を果たしていると思います。
武田
2年目以降のビジョンや課題はありますか?
齊藤専務
会議の議題の広がりや新たな課題も出て来ており、その範囲や役割が広がり、深まってきています。
引き続き御社にはお世話になります。
村田
こちらこそ、御社の進化に応えるべく、弊社も益々研鑽し、微力ながら支援していきたいと思います。
ところで先ほど北林さんがちょっとおっしゃった、キャラクター「めぐるくん」ですが、なかなかの人気者のようですね。
北林様
そうなんです!
社員一人ひとりが深い愛着を持ち、好きになっていることが伝わってきます。社員の中から自然発生的に、ボトムアップで幅広く使われているんです。
パワーポイントのテンプレ、社内書類などの社内ツール、広報誌、工場のサイン、つなぎ(作業着)、車輌マーキング、変わり種は所沢市のマンホールの蓋にも採用(広告)されました。
望月様
弊社の採用動画では主演(笑)のナビゲーター役も務めています。
営業でもお客様や取引業者さんから、会社のマスコット?と時々聞かれます。とても好印象を持たれていますよ。
齊藤専務
そうですね。企業姿勢や社風の表し方のひとつとして、社内外で広報マンとして活躍してますし、今では無くてはならない弊社の癒しのムードメーカーです。
村田
いやー、そこまで皆さんに愛されて嬉しいですね。
ところであっという間に時間がきてしまいました。
本日はご多忙の中、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
これからも引き続きよろしくお願いいたします。