1. 企業広告の狙いは?
企業広告の存在、かなり大雑把に言うと、
企業の事業活動における社会的認知や業界マーケットへ向けて企業プレゼンスを示すため、
広告や広報戦略で様々なメディアを活用し、社会・ステークホルダーへの認知を図るコミュニケーション活動です。
その狙いとするところは、
自社(企業)、取扱い商品・サービスのブランド醸成なのです。
つまりメディア広告により社会・市場露出を図り、人々の感性にその存在を届け、認知拡大させるだけでなく、
人々の深層心理に “無形資産” を形成せしめるという、まさにブランディングと表裏一体の取り組みなのです。
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2. 企業広告の効果は幅広く深く
では企業広告の効果は如何程のものか?
実はその効果は非常に幅広く、前述の通り人々の心理にまで滲み入るものなのです。
直接・間接効果も含め、企業全体、経営レベルにまで及ぶケースもあり、ここでその例を挙げてみましょう。
◎営業活動の強化・市場開拓の効果
企業広告で目にした、耳にした企業や商品・サービスに、ユーザーが何らか興味がある、知っている、といったこと、
実は企業やブランドに対する信頼性、好感イメージの醸成に大きく貢献します。
従って営業活動におけるリード獲得や新規の市場開拓に、多かれ少なかれアドバンテージが得られるでしょう。
◎エンドユーザーの好感が得られる
BtoBであればその先のBやCのユーザー、BtoCのユーザー、それぞれエンドユーザーへの認知により、
高評価や信頼性が高まるのです。
◎採用活動と人材獲得の効果
就活生や求職者にまでは、なかなか企業広告のプレゼンスはリーチできないことが一般的。
ところが、大学・大学院・短大の大学就職当局を通じて学生に周知ができるもので、
特に意識の高い学生には、企業の訴えや主張がしっかり伝播されるでしょう。
◎取引先の信頼醸成と関係強化
継続的な顧客へは、当該企業が再認識され、取引先としての信頼性や安心感が醸成されます。
◎アライアンスや協力会社は信頼感
業務提携している企業、協力関係・下請け関係の企業には、今後も良好なパートナーとして、
ロイヤリティを持つ機会になります。
◎社員の士気高揚
インナー向けの効果は、企業成長の原動力です。社員含め企業内でオーソライズされた戦略的なアジェンダに関し、
社会や市場に向け、メディアを通じてメッセージを発信するため、
社員は会社の本気度や実行力に動機付けられ、士気の高揚を招き、仕事へのヤル気に繋がります。
◎株主・投資家へのアピール
上場企業の場合、株主・投資家は企業の戦略的取り組み、成長ビジョンなどに直結する公式声明と捉え、
企業への期待感を高め、株式市場への強い存在アピールとなります。
◎地域社会との共生を促す
特に地方出自企業の企業広告は、地域発展に貢献する企業として、存在価値の向上に繋がるでしょう。
知名度のある企業は況んや、
元気のある中堅・中小企業においても、地元で活躍し成長パワーを発信する姿勢は、
地域住民に地域の誇りと称賛され、
ビジネスのみならず地元志向の求職者採用にも少なからず影響力を持つものとなるでしょう。
地域密着企業として知名度を上げ、地元に愛される存在は、長期的視点で少なからず成長エンジンの一助となるはずです。
3. 企業広告を実行する好機はいつか?
ではこの企業広告ですが、投入・実行するタイミングや機会を列挙してみましょう。
◎企業の新戦略
中長期事業計画、中期経営戦略など企業にとって事業の根幹となるビジョンの表明となる企業広告。
業界・マーケット、ステークホルダーへの力強いメッセージです。
◎リブランディング
企業並びに商品・サービスのブランド再構築の企業広告です。
リブランドされた新ブランドのコンセプト、新ブランド名、ブランドメッセージなどの告知にコピーを活かし、
既存のファン層、潜在顧客への認知拡大を目指し、広告出稿を複数のメディアで展開します。
◎企業再構築
M&A、分社化、分離独立などによって、事業の枠組みや資本関係、組織構成が大きな変換を迎えたことにより、
企業広告を打って新たな企業路線を市場やステークホルダーへ流布するのです。
◎新プロジェクトの立ち上げ
将来に向け成長性を睨んだ開発プロジェクトや、先行投資の実験的プロジェクトなど、
業界やマーケットは強い関心を示すネタ。ここはSNS発信やプレスリリース含めた企業広告は欠かせません。
◎採用戦略・人材定着強化
恒常的人材難・採用難という社会現象の渦中でも、企業は依然単年度完結での範疇を越えない採用活動が一般的です。
さらに入社後の定着不良も企業にとって大きな難題。
このような事態に単年度対策に終わらない中長期に亘る継続的で統一的な企業広告投入が絶好の機会となるのです。
採用ブランディングをコンセプトに据えた総合採用戦略を策定し、学生・求職者のエンゲージメント向上を目指します。
◎社会的責任・サスティナビリティ
企業が計画的・戦略的に社会貢献する思想・行動指針をもって、
持続可能な成長による企業発展を目指し、その結果獲得したベネフィットをさらに社会に還元する企業の取り組み。
企業広告としてこの価値を発信しない手はないでしょう。
◎アニバーサリー【創業・周年】
30周年、50周年、100周年。。。創業からの企業アニバーサリーは、社内・身内のインナー行動だけで終わることなく、
アウターに向けた企業広告により、既存顧客のみならず潜在顧客や求職者への強い信頼性、期待感を醸成できるものです。
◎世代交代
社長交代の機会です。上場・非上場に関わらず、顧客企業、関連会社、取引先業者など、
新社長の主張や方針は大きな関心を示すものです。交代の事実を発信する企業広告投入は重要な企業の責務とも言えます。
◎IPO・非上場化
株式市場への上場、ベンチャーやスタートアップ企業のIPOの機会、
上場時点での各種メディアを通じての声明、一般市場への告知・メッセージとして企業広告は有効な手段でしょう。
逆に昨今では非上場化への動きも散見されるようになりましたが、
特に上場廃止後、新たな企業の路線を社会へアナウンスすることの価値は非常に大きいものと言えます。
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4. 実行は総合的な戦略立てが欠かせない!
01. 企業広告は広く深い分析・考察が必要
この企業広告の効果を高めるためには、総合的な戦略立てが欠かせません。
なぜならば、多目的に効果を狙う戦略や目的を特化集中させる対策など、
何れも社会・マーケットに広範囲で深く発信し認知・浸透を図るという、
ブランディング構築にも通底する効果を狙うわけです。
何を言いたいのか?
つまり単純な構想や薄っぺらい計画では効果は得られず、複数メディアを投入したにも関わらずB/Cは最悪。。。
事前の総合戦略の策定がまずは求められるのです。
しかしながら、その時点でまだ戦略コンセプトや業界・市場性の分析情報は無く、
クライアント企業の事業戦略や目指すゴールは不明確、
社会・市場に浸透を図るためにどのようなステップを経るのか、
さらにそれらを発信・コミュニケートする媒体・メディアプランはどう展開するのか。。。
なぜこれらを事前に定義しておく総合戦略が必要なのか?次項でその概要に触れていきます。
02. 企業広告は単なる媒体づくりではないことを知る
企業広告の狙いや実行する機会など縷々述べてきました。
さて如何でしょう?その狙いや実行機会にはスケール感があり、目指す目標は企業全体に及ぶレベルだと感じませんか?
企業認知度を高めるためコーポレートサイトをリニューアルする、
営業力の強化を図る製品パンフレットづくり、
採用活動で効果を発揮できる採用サイトに刷新する。。。
そうです!実はこれらとはちょっと異なる概念であり、
媒体を単体で制作するということとは趣が違うんですねェ。
然はさりながら、媒体のクリエイティブを否定しているのではなく、
それはそれで企業にとって重要な広告・広報手段の存在となるわけで、
実は筆者の企業もそれを生業にしており、そこを否定するものではありません!
むしろこの際別物と捉え、取り組みに臨む姿勢や意識の持ちようを変えるため、明確に区別した方がよさそうです。
それは【戦略プラン+ブランディング+クリエイティブ+媒体・メディア展開+効果検証】に集大成されるのです。
5. 新しい企業広告のススメ!
最後に筆者が提唱する企業広告、今後どのように実行し、展開するのが現実的なのか?
これは結構奥深いものがあり、一言では語れない事情が存在するのです。
しかしながら、大企業・大手企業もさることながら、
中堅・中小企業にとって、実はまたとないチャンスであり、朗報なのです。
今、企業広告のあり方、社会・市場への投入方法が大きく変わろうとしています。
ここはぜひ筆者の提唱する新しい企業広告がおススメです!興味あれば以下のバナーからご覧いただけます。
そこには意外な真実が隠されていた。。。詳しくは↓↓↓
<執筆・編集|メーソン>
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